Swift/iOSを学ぶための信頼できる4つのチュートリアル
1年に一つは新しい言語を習得していこうと思っていて、今年は、Swiftを書いていこうと思っている。というわけで、なにかアプリを作ってみようと、いくつかチュートリアルなどをやってみたので、そのうち、個人的に良かったものに関して記録していく。
- Swifty: Learn how to code in Swift!
- iOS Development with Swift Tutorial
- Hacking with Swift – learn to code iPhone and iPad apps with free Swift tutorials
- Epic SpriteKit Tutorial with Swift 3
Swifty
今まで、他の言語はやってきたけど、Swift言語の書き方はどうなのかなー。まずは、書けなくても読めるようになっておきたいなー、電車の中とか空いた時間に軽く確認したいなーという需要には、なかなか良さそうなアプリを見つけた。
穴埋めや選択などのクイズ形式で学習できるので暇な時間にiPhone片手にポチポチしていくことで、大まかなSwiftの概要が分かってくる。Swift自体どんどんアップデートされて言語仕様が変わるのだが、アプリもアップデートしていくので、改めて確認することも出来る。
iOS Development with Swift Tutorial
THENEWBOSTONで公開されているオンラインビデオチュートリアル。これまた丁寧に解説されている。Appleのデベロッパー登録から、Xcodeのインストール、UIKitを使用したアプリの作成、SpriteKitの簡易ゲーム作成まで、ひととおりの流れを学習できる。
海外のビデオチュートリアルは有料のが多い中、これだけ体系だって無料で公開してくれているのはとても助かる。 他にも色々なチュートリアルが投稿されているので、他の言語をやるときにも使えるだろう。
40ほどのビデオがあるが、ゲームを作らないならもう少し手前で終わるだろう。Xcode片手に写経写経。
Hacking with Swift
Hacking With Swiftで公開されているチュートリアル。TUTORIALをクリックすると40章ほどのHTML版のチュートリアルが公開されいる。gumroadでPDF、ePub、mobiなどの各種電子書籍版が購入できるのでタブレット片手に写経した場合はこちらを買うといいだろう。
丁寧に、iOSの様々な機能を試してくれているので、よくあるアプリの機能はほぼ網羅しているんじゃないだろうか。UI、マップ、加速度、アニメーション、通知、サファリ拡張、広告、カメラ、ローカル通信、bluetooth、iBeacon、タッチID、キーチェーンなどなど。
最初は30章弱しかなかったが、のちに10章ぐらい追加された。 自分は電子書籍版を購入したが、章ごとのファイルだったので、若干扱いが面倒だったけど(今は違うかも)、やはり横にiPad立てかけながら見るのはやりやすい。やはりこれもSwiftのアップデートに追従している。
Epic SpriteKit Tutorial with Swift
SpriteKitが中々面白かったので、よりゲーム寄りなチュートリアルがないものかと、Amazonで見つけたのがこれ。amazon.comでの評価も高かったので、買ってみた。
ひとつひとつ丁寧に解説しているので、ゲームを作るということの流れが明確で、オブジェクトをどのように分類して作って組み合わせていくが分かる。最後まで完了すると以下のようなゲームが完成する(実際はBGMもサウンドエフェクトもある)
よくある普通の宇宙船ゲームであるが、細かいアニメーションや動作などでクオリティが上がっていくさまは、とても気持ちがいいとともに、ゲーム製作者の苦労が伺える。神々は細部に宿るというのはこういうことなんだぁと感心した。
結構同じ記述のオブジェクトが多かったりもするので、もっと継承やら抽象化やらで簡単にできると思うのだが、チュートリアルだということであえて繰り返しが多くしているのだと思う。写経に向いている。言語は体で覚えよう。
まとめ
全て英語のコンテンツでチュートリアルをやったけれど、ソースコードがあるので、大抵問題なく進められた。
特にメソッド名やクラス名、コメントの書き方などは英語コンテンツの方が分かりやすいのと、書籍と違って、Swift自体が更新されるので、随時追従してくれてるのが嬉しい。(書籍等で正誤表や、更新部分だけのPDF配布などもあるが読む側にとっては面倒すぎる)