Mark Up 2 Down
仕事で、インストールマニュアルを作ることが多々あるのだが、
バージョン管理に入れるものはなるべくテキストフォーマットでありたい。
しかし、Wiki記法などでは他人(プログラマ外の人間)にわかりづらいので
出来るだけシンプルなものがいい。そしてなるべく簡単に他のフォーマットへ
変換できるものが欲しい。
Markdown というのがいいらしいので、その記法を採用することにした。
コンバータの導入
早速、インストールマニュアル等を書き直して、HTML に変換することに。 まずは、Windows用に簡単に変換できるコンバータを探したところ、 Pandoc なるものを発見。早速導入する。LinuxなりMacOSなりはもっと簡単に導入できそう。 文字コードが UTF-8 しか通らないようなので KaoriYa.net で配布している Windows 版の iconv を使用させてもらうことに。
上記の二つを展開し、pandoc.exe
, iconv.exe
, iconv.dll
をPATHの通ったディレクトリに。
(自分の場合は、c:\opt\bin
に配置)
バッチファイルの作成
1つのファイルに全てを書いてしまうと、後々管理が面倒なので
表示順に番号を振り、バッチ処理で一気に変換することに。
かなり適当ですが、以下を mark2html.bat
として c:\opt\bin
に配置。
@ECHO OFF
IF (%1)==() GOTO NoParams
IF (%2)==() GOTO ConvertAll
:ConvertOne
iconv -t UTF-8 %2 | pandoc.exe -s -S --toc -A footer.html -c pandoc.css -o %1
GOTO Bottom
:ConvertAll
CD . > tmptmp
FOR %%B IN (*.txt) DO copy /A tmptmp + %%B tmptmp
iconv -t UTF-8 tmptmp | pandoc.exe -s -S --toc -A footer.html -c pandoc.css -o %1
DEL tmptmp
GOTO Bottom
:NoParams
ECHO 使用方法 mark2html [作成するファイル名] [入力するファイル名]
ECHO.
ECHO 例 - mark2html output.html
ECHO カレントディレクトリにある全ての .txt ファイルを
ECHO 指定されたファイルに変換します。
ECHO 例 - mark2html output.html input.txt
ECHO input.txt を 指定されたファイルに変換します。
ECHO.
:Bottom