美しい世界で飛び回る「Refunct」をプレイ

美しい風景と心地よい音楽の世界で、気持ちよくジャンプしまくる一人称プラットフォーム・ゲームを紹介する。 introducing-refunct-on-steam.jpg

ファーストインプレッション

起動した途端、説明もなしに始まる世界、画面には文字が1つも表示されず戸惑う。キーボードからコントローラに持ち替えて、操作してみるとスムーズにカメラの視点変更と移動ができる。

少し進む。四角い箱のような足場に乗った途端、緑色に変化した。すぐにゲームの目的が分かる。この緑を増やしていき、地面を塗りつぶしていけばいいのだと。

順に台を移動し、少し高い足場に登ると、そこには輝く赤いスイッチがある。それを踏んで押し込むと、向こうの海の中から水に沈んだ足場がせせり上がってくる。そしてそれをまた緑色にしに移動を始める。

これを繰り返し、水中に沈んだ全ての足場を塗りつぶしていくこと、設定画面に表示されるパーセンテージを100%にするのが目標となる。

感想

最近遊んだ中でも、非常に心地よいゲームだ。このゲームは特にペナルティとなるようなものがない、飛び移る動作は、何度でもチェレンジできるし、届かないと分かったら、とりあえず置いておくという事もできる。普通のゲームではギリギリ届かない距離をこのゲームは拾ってくれるのでなんだかとても気持ちいい。

ゲームにおけるストレスはゲームを成り立たせる必須のものだという思いがあったが、それでも最近のゲームのギリギリの感じに少し疲れていたのではないかと思う。ジャンプのふわっとした感じは気持ちいいし、音楽はBGMとして流していてもいい、太陽や星があり、昼夜の変わりゆく光り輝く世界はボーっと眺めているだけでも美しい。

高い所から落ちた時、足を滑らせ水に落ちた時、パイプから水の中へ飛び出した時、毎回、「死んだ!」と思った。しかし、そのたびに、「あ、死なないんだ」とすこし拍子抜けした感じがした。逆に、如何にこのような状況では死ぬものだ。という考えに固定されていたのかと気づいた。自由なゲームを求めていたのに、いつのまにかステレオタイプな考え方になっていた。

まとめ

雰囲気もよく、気持ちよく楽しいゲーム。数十分、長くても1時間で終わってしまうボリュームですが、値段も安くてオススメです。

Steam : Refunct